リフォームで起きそうなトラブルとは?

リフォームで起きそうなトラブルとは?

リフォームで生じる大きなトラブルの代表的なものに、工事内容が違うという点が挙げられます。一般的に、リフォームは通常の建設工事と異なっていて、その内容に関して保証が存在しないケースが大半です。これには、大きな理由が1つ存在します。それは、工事を行うときに資格が必要にならないという点です。例えば、建設作業を行うときには建設作業を行うための資格が必要になります。建設業者がその資格を持ってサービスを提供しますので、その内容に対して保証が付くことが大半です。実際に、保険がありますのでトラブルがあったとしてもその損失を解消できるだけのメリットがあります。一方で、リフォームの場合は資格が存在しないデザイン事務所などであっても作業を行えるという点で大きく違います。金額に関してもバラツキがありますので、工事内容が違う状況になってもそこでの保証がないことが多いです。そのため、契約前にこの部分の確認を必ずしておく必要があります。

デザイン変更不可な物件もあるのでリフォーム前に確認

床のカーペットを取り除いて全てフローリングに変える、家具のデザインに合わせて建具交換をしてインテリア性を向上させる、快適に過ごせるように壁材や床材を変えて断熱性を高める、家事の効率性をアップさせるために間取りを変えるなどリフォーム工事をする目的は様々です。頭の中に思い描いた理想が形になることを考えるとワクワクして夢は膨らむばかりですが、リフォーム工事をする前に確認しておかなければならないことがあります。それは、間取り・デザイン変更不可な物件ではないかどうかについてです。とくに注意しなければならないのが集合住宅で、リフォームが可能なのは専用部分のみであり、共用部分の変更は認められていません。間取りやデザインの変更にも限界がありますので、具体的な計画に取り掛かるまえにまずは管理規約を隅々まで読んでルールの把握をしておきましょう。一般的にはOKなことでも、集合住宅においてはNG行為にあたるというケースもあります。